教育現場として、これ以外は本当に必要ありません。他は見た目を良くするための装飾品、

もしくは顧客単価を上げる・維持するための口実だと考えます。

​充実した設備やシステムは効果的です。しかし現在、成長へ直結するような、本当に必要とは言いがたいサービス・機能が世間であまりに増えてきているように感じます。面談・電話懇談が多ければ良いというのも錯覚です。これらは本質に自信がない塾の、「辞めさせないため」、また「講習会でひとつでも多く授業を取るように促すため」に設けられている機会として、意図的に行われていることもあるのが事実です。実際、私が大手個別指導塾に勤めていたときにそう教わりました。

​​重要である設備・人材には絶対に妥協せず、学習現場として、そのための費用リスクは必ず大きく取る。

しかしそれでも、それ以外を排除するだけで、塾の料金は格段に下げられるのです。

「本物とは常にシンプルかつ正直で、偽物ほど飾りと説明でごまかす。」


学習塾全体とワンスター

まず前提として、我々は偏差値至上主義ではありません。その上で、内申点だけでなく、受験当日に少しでも点数を取らせてあげられるサポートを日々、追求しているつもりであることをまずお伝え致します。

​ あくまでもこの前提の上でのお話となりますが、ふだん目にする個別指導塾のチラシなどで、偏差値について言及しているものをどれだけ目にされたことがあるでしょうか。全くか、少なくともほとんどなかったはずです。その理由は実にシンプルで、「上げられない」からなのです。私、代表の西はこれまで複数の個別指導塾に講師として在籍し、また現在も色々な個別指導塾の教室長や関係者と関わりを持ち、お話を伺っておりますが、偏差値を全体的にしっかり上げてきた個別指導塾はその中でたった一つ、私自身も勤めていた、ここ何十年も個別指導塾界で合格実績全国NO.1を誇る、東京を拠点とした塾だけでした。しかし、その塾でも

「1年がかりで担当科目の偏差値を平均3上げられれば」という考えでした。ちなみに、その塾は90分の授業1回につき料金は約1~2万円(週1コマ90分の受講で、月謝が4~8万円)、受験生の夏期講習会では一人100万円以上になることも普通である、首都圏に住む一部の富裕層向けの塾です。しかし実際、ワンスターの方がその全国NO.1の合格実績を誇る塾よりも、生徒全体の偏差値・定期テスト点数平均上昇値が高いのです。またその塾は入塾テストなどを行い、もともと学力の高い生徒をふるいにかけて集めているわけではないため、多くの場合、入塾当初の偏差値はワンスターの生徒と大きく変わりませんので、「その塾の生徒たちの偏差値がもともと高いからなかなか上がらなかったのでは?」というご心配も無用です。

受験において、偏差値を上げることが何より難しく大変であり、そして素人の講師にはなかなかできないところです。ワンスターはその点、他の学習塾とは明確に一線を画していると自負しております。また、ワンスターの強みが中身であるがゆえ、そうそう真似できるものではないのです。

また、大手の個別指導塾は、集団塾や通信教材に重きを置いている企業が、「時代のトレンドに合わせて個別指導塾も」ということで、その高い知名度と潤沢な資金を使い、個別指導にも手を広げているというところが多くあります。そして、それぞれの合格実績を、その本家本元の集団塾や通信教材を取っている、大勢いる生徒の実績を中心に、グループ全体の合格実績として広告に使用している個別指導塾が非常に多いのです。これは世間ではまだあまり知られていませんが、塾業界内では周知の事実なのです。

​しかし、学生や親御様方にとって、そのような大きな組織全体の合計合格数がどれほど塾選びにおいて頼りになる指標となりえるのでしょうか。私が親の立場なら、実際に我が子を通わせるその教室のみの実績こそ、最も参考にしたい実績だと考えるはずです。それは、実際に我が子を預けるのはその教室にであり、何よりそこにいる先生達にだからです。

​ですので、ワンスターは今後、教室数を少しずつ増やしていく予定ではありますが、各教室の実績を、嘘偽り・脚色・誇張・抽象化・主観的表現化なく、できる限り広く詳細に公開していくことをお約束します。

一方、受験において、団体授業を行う超進学塾があることは皆様ご存知の通りかと思います。確かに、超進学塾であるいくつかの団体授業形式の学習塾は、難関校への進学実績では圧倒的です。しかしそこで忘れてはならないのは、そのような超進学塾はもともと偏差値も学校の成績も上位である生徒を、そのまま上位校へと送り込むモデルの塾だという事実です。だからといって、このこと自体の価値が低いということでは全くありません。ですが、そのような団体授業形式の超進学塾では、付いてこられる生徒だけを伸ばし、もともと学力がトップレベルの生徒を一人でも多く上位校に入れることを存在価値としている故、現在よりも大きく成績や偏差値を上げるために行く塾とは言い難いのも事実なのです。

これを踏まえず、授業についていけないにも関わらずそのような塾に入塾してしまったことで、お金だけではなく貴重な時間、そして何より自尊心を奪われる悲しい結果になっている生徒を実際に何人も見てきました。

最後に、個別指導塾の多くで、五ツ木模試などの外部模試を受けることを、様々な説明をしてあまり勧めない、という話を耳にします。しかし同時に、その本当の理由は;

「外部模試を受けさせると、最も上げづらい偏差値が明らかになってしまう。また、内部で行う独自の模試とは違い、外部の生徒との比較をされてしまうと、自塾の生徒が全体的に偏差値を上げられていない事実が明るみになる。それによって塾の評判が悪化し、退会につながりかねない。」

​という、塾側にとってのみ都合の良いビジネス戦略ではないかなどの的を射た指摘も近年、よく耳にします。

​​外部の公開模試は、同学年の生徒の中で自分がどの程度の位置にいるかを知る上でも、受験環境に慣れる上でも絶対に効果的です。

​ワンスターでは繰り返し述べていることではありますが、「偏差値なくして効果的な受験対策は絶対にあり得ない」のです。これは受験を真剣にお考えになる生徒・親御様方にとっては、決して軽視してはいけないことだと考えます。

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塾のチラシや看板でよく見かける、定期テストの点数上昇値・合格実績について

まず、定期テストの点数上昇値についてですが、ここで皆様にお気を付けいただきたいことは、「その点数が大きく上昇した科目が数学ではないかということ、そしてそれが、前の学年の2,3学期の点数から1学期の中間テストにかけて上昇した点数ではないかということ」です。実際、多くの塾がこの期間での点数変動値を広告に使っています。

これは、教育界に携わる人、ないし生徒自身ではないとなかなか知りえないことですが、「中学校では毎学年の1学期の数学の中間テストでは、学年平均自体が大きく上昇するもの」なのです。それは、公立中学校1・2・3年の初めの数学では、計算問題が中心の勉強となり、多くの生徒が苦手意識を持っている文章問題、グラフ、そして図形を使った問題が基本的に出題されないからなのです。

ワンスターでは、そのような自塾にとって都合の良い情報提供の形は決してとっておらず、年度内に途中入塾してきた中学生全員の、前回のテストからどれだけ点数を上げたかの、1教科あたりの平均値を取り、公表しております。この1教科あたりを強調しているのは、受講科目を全て合わせて、「偏差値~up」や「点数~点up」とばかり謳っているところも多くあり、それでは大切な情報がわかりづらくなると考えるからです。

塾にとっては年度替わりの直前・直後が最も多くの新入生を迎え入れる時期です。だからこそ、多くの塾では「入塾した後のテストで~点上がりました!」といった広告をよく使用します。しかしこれは果たして正確な数値と言えるでしょうか。私たちはそのようには考えません。それは:

学年末テストという、内容が難しいだけでなく、もっともテスト範囲が広く科目数も多いテストから、科目数が少なくテスト範囲も狭く、そして数学においては学年全体が大きく点数を上昇させる1学期中間テストにかけて伸びた点数は、純粋にその生徒が塾に入って力を伸ばしたがゆえの点数とは到底言えない。

と考えるからです。また、塾の進学実績においても予めご注意して見ていただきたいことがございます。それは、塾で実施する公開模試や様々なイベントに参加した生徒全員の実績を、繰り返し電話するなどして集め、それも自塾の合格実績に加える傾向を昨今よく見かけるということです。

ワンスターでは正規生徒のみのデータを表示しております。

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偏差値とは

受験とは切っても切れないこの偏差値。これまでに受験経験のある生徒やその親御様方でも、「実はあまり知らない」という方も多くいらっしゃるようです。

偏差値とは、基本的に学校のテストなどで出すのではなく、「範囲の決まっていない実力テスト(模試)で、そのテストを受けた生徒全体の平均点から、自分の点数がどれだけ上か・下かを示す数値」です。言い換えれば、全体の真ん中から自分はどれだけ上なのか、下なのかを表すものです。

この数値の出し方ですが、まずテストを受けた生徒全体の平均点を「偏差値50」とします。そして、基本的に偏差値1を上下させるのに必要なテストの点数は、約2~3点です。つまり、次回の模試で偏差値を1上げることを目標としているのであれば、次回のテストで2~3点分、前回のテストの時よりも平均点より高くする、若しくは平均点に近づければよい、ということになります。

そして、この「偏差値」を語る上で重要なことは、同じ偏差値を維持するだけでも大変だということです。なぜなら、他の受験生と同じだけ頑張り、同じだけ力がついて初めて偏差値を「維持」できるからなのです。